休みたいよねーー
年末年始くらいは。
ううん、わかってるつもり。
誰かが決めた区切りの日にも牧場は止まってくれない。
年末になると「今年もお世話になりましたー」って業者さんが次から次に牧場に挨拶に来てさ、
なんだか世の中から置いていかれたような気持ちになって。さいごは牛と自分だけが牧場に残された。静かな牛舎。

365日が仕事なんですよーって、よく説明するけれど、
実際は366日目からも、まだまだ続いていくわけで。
命ある限りずっとずっと。
そう、牛たちにとっては、生きることが働くこと。
私たち酪農家にとっては、働くことが生きること。
そこはお互い、支え合い。
休みをとるときは酪農ヘルパー制度を利用します。でも予約は4ヶ月前だから急には休めないし、なにより動物の引き継ぎってとっても難しい。それでも無理して年間で10日くらいは休みを取ります。
先輩農家の中にはさ、回遊魚のごとく動き続けて休まないことを美徳とされている人もいる。かみのすけはそんな方々を敬意を込めてカツオ系ファーマーと呼んでいます。

マグロほど立派なもんじゃない。
んでカツオ。(カツオに失礼!)
ううん、わかってるつもり。
でもサラリーマンあがりの私としては、なかなか体力も気力もついていかず。
大草原を回遊してみてもカツオにはなりきれず、ただ干されて削られて、風に吹かれるがままにひらりひらりと舞い散ってゆくばかり。ああなんて儚いの。
自分で選んだ道だから客観視して文句をたれてみるのも自由。
そしてこのように新年早々、かみのすけ節を炸裂させているわけです。
カツオだけに。

ウマ太郎
誰!?
新キャラ!?

にわこ
ウマ太郎
かめのすけ
かみのすけ
皆様、2026年ですよ。
新年あけましておめでとうございます。
昨年の後半はめっきりブログを書けなくて。(書き方を忘れてしまいました。)たまに更新しないと忘れられちゃうね。
それでも一応、今年でかみのすけブログは15周年なんです!まあそれについてはまた改めて。
昨年は読者の方から個人的に心のこもったメールや直筆のお手紙も頂戴しました。しっかり心の真ん中で受け取っています。そしてこのブログをきっかけに、本州からわざわざ牧場に会いに来てくれた旧友との嬉しい再会もありました。みんなありがとーー
こうやって続けていれば、いいこともあるもんだ!
だからカツオ節だなんてブーブー文句言ってないで。
正月らしいことしよーと思いましてね。
初詣に行ってきました
その神社は牧場から車で1時間ほどの場所にあります。
あ、見えてきました!

おっぱいの神様
乳神神社

毎日毎日おっぱいと向き合うかみのすけ。
特に酪農に所以がある云々とは記述がありませんが、おっぱいを生業とする者として、乳神様に拝まないわけにはいきません。
パンパンっ
どうか人も牛も健やかでありますように…
(乳房炎が減りますように…)
(できれば乳量が増えて儲かりますように…)

私たちの生活を支えてくれる、おっぱいに感謝。
生き続けること。働き続けること。
あぁ!なんとパワフルで、尊いの!
なでなで

とめどなく続いていく日常に文句をたれる日もあるけれど、きっと人生は何か特別なことではなく、目の前の日常の連続。
カレンダーをめくると「1」にもどるけど、おひさまは沈んでもまた昇るけど、同じ日なんて一日もなくて、この命はどこまでも一直線。

ただ右足の次に左足を出して、左足の次にまた右足を出して。そうして一歩一歩、踏みしめて。
繰り返しではなく、積み重ね。
だから決めたの。今年の目標は「面倒くさい」と言わないこと。
言い始めたら結局ぜんぶ面倒くさいんだもの。世の中。
にわこ
初詣なんて本来は面倒くさいんんです。家でコタツに入って駅伝見ていれば時間は過ぎていく。
でも重い腰を上げて行ってみたら、やっぱりちゃんと心がスッキリした。面倒くさいことに向き合わなければ、失敗も成功もなければ、出会いも経験も得られない。(おっぱい守も得られない)

なので今年は季節の行事をちゃんとやってみようかな、と思いました。
まだ見ぬ出会いに備えて、自分をていねいに点検して、一つ一つ整えていく年にしたいなーと思ったわけです。
だってお正月に食べた海苔で巻いたおもちは、やっぱりちゃんと美味しかったんだもの。
そんなわけで!
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
機会があれば是非、牧場にも遊びに来てください。

したっけ。ごきげんよーう。

おっぱいのことで
頭がいっぱいの
かみのすけ
