暖かくなってきましたね。
東京ではサクラが満開だそうですね!
北海道も雪解けが進んでいます。
こんにちは。かみのすけです。
喉から手が出るほど、春が待ち遠しいです。
というのも・・・
3月、それは「我慢の季節」だから。
少し前まで、牧場は真っ白でした。
牛たちは雪が積もってもおかまいなし!
毎日、外に出たがって自由に運動するのが好きなんです。
それは結構なのですが、
想像してください
雪が積もった、冬の運動場を。
冬の間は、氷でガチガチの運動場。
機械が入れず掃除ができないんです。
夏は週に何度も掃除をする運動場。
冬は?
糞尿の上に雪が積もり、雪の上に糞尿が積もります。
それでも雪があるうちはまだいいです。
想像してください
雪が解けてきた運動場を。
そりゃそうだべさっ
お食事中の方ごめんなさい
歩けねええ
これが現実です
おいーーーー
頼むからそこで休まないでくれい
想像してください
気持ちよく休んだ牛たちが、どんな体で牛舎に帰ってくるのかを。
私たちの絶望など牛たちには関係なし。
つくづく思います。
自由であることほど不自由なことはないと。
想像してください
このタオルがどんな色になるのかを。
洗濯機の写真も撮ったけど、掲載するのはやめておきます。
安心してください
搾乳前にピカピカに磨き上げてますから!
安心してください
私たちは自分たちが飲みたいと思う生乳しか生産しません。
架け橋のタオル、いつもありがとうございます!
雪解けは時間との勝負。春が来るのを黙って待っていたりはしません。自分から春を迎えに行くのです!
想像してください
年に一度の大イベントを。
運動場の大掃除。
想像してください
この巨大な山脈が、冬のあいだ運動場に敷き詰められていたことを。
想像してください
体がバキバキで限界なことを。
雪解け。
それは我慢の季節。
3月も今日で終わり。上山牧場として酪農家デビューして丸一年が経ちました。
春夏秋冬それぞれに表情を変える牧場と共に、私たちも喜怒哀楽と豊かに表情を変えながら日々成長しています。
さあ想像してください!
もうすぐ待ちわびた、春が来ることを。
昨年春の放牧の様子
爽やかな放牧開始まであと1ヶ月です。
したっけ。ごきげんよーう。
お花見の季節は
お鼻水が大変な
かみのすけ